WordPressのインストールが完了したら記事を書く前に設定したいのがプラグイン。しかし大量に存在するため「どのプラグインがおすすめなのか?」「何のためにインストールするのか?」といったお悩みにお答えします。これであなたも快適にWordPressを運営することができます。
本記事では、WordPressをインストールして間もない方を対象に、必須プラグインのインストールと設定方法をご紹介します。
もしまだWordPressのインストールが完了していない方は、『ワードプレスでブログ開設する手順を45枚の写真で解説【初心者安心】』で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
【本記事のポイント】
- WordPressにインストールすべきプラグインは7つ
- プラグインの導入理由
- プラグインの設定(チェックする箇所を画像解説)
WordPressのプラグインは7つがおすすめ

インストールすべきプラグインは以下の7つで、それぞれ導入理由は以下の通りです。
Akismet Anti Spam | スパム対策 |
All In One SEO Pack | SEO対策 |
Broken Link Checker | リンク切れチェック |
Google XML Sitemaps | サイトマップ自動化 |
miniOrange 2 Factor Authentication | 二重認証 |
WordPress Ping Optimizer | PING最適化 |
WP Multibyte Patch | ワードプレスの日本語対応 |
それでは1つ1つ設定手順と、その理由を解説します。
1つあたり1分かからない程度で終わるので、サッと目を通していただくだけで大丈夫です。
また、本サイトのプラグインはコピー&ペーストできますので、活用してみてください。
Akismet Anti Spam

こちらは「スパム対策」用のプラグインです。
WordPressを利用しているとコメント欄や悪意を持った第三者がスパムを仕掛けてくることがあるので有効にしておくのがおすすめです。
WordPressインストール時に導入されています。
設定よりAPIキーを取得しましょう。
プラグインの設定から「Akismet Anti Spam」のサイトへ移動できます。
「Name Your Price」から「Get Personal」を選択します。

クレジットカードの情報は入力せず、右側の金額部分をめいいっぱい左へずらし「¥0」にしましょう。

※0にするとクレジットカードの登録も不要です。
APIキーが表示されたら、再度WordPressのプラグイン設定へ戻り、APIキーを入力しましょう。
以上で設定は完了です。
以下の図のようにスパムから守ってくれます。

All In One SEO Pack

つづいてSEO対策で重要な役割を果たす『All in One SEO Pack』です。
こちらも必ずインストールしましょう。
「コンテンツタイプ設定」と「表示設定」は以下のようにチェックをいれます。

「Noindex設定」は下記のようにチェックしましょう。

Googleの検索ロボットが重要ししているのは主に「タイトル」「メタディスクリプション」「H2タグや本文のキーワード」「カテゴリー」です。
そのためGoogleロボットにIndexされないようにする箇所をチェックしています。
つづいてTwitterなどのソーシャルメディアの設定もAll in SEO Packでしていきます。
『All in SEO Pack』の「機能管理」からソーシャルメディアの「Activate」をクリックします。

すると「All in SEO Pack」左の欄にあたらしく、「ソーシャルメディア」欄が表示されます。
「ソーシャルメディア」の設定の「画像設定」をアイキャッチ画像に変更しましょう。

これで記事投稿をTwitterなどのSNSに投稿した際、アイキャッチ画像が表示されます。
Twitterの設定は以下のように設定しましょう。

最後に「設定の更新」をクリックするのをお忘れなく。
Broken Link Checker

こちらではリンク切れのチェックを自動で行ってくれるものです。
例えばAmazonなどの商品リンクURLが勝手に書き換わってしまい、あなたのサイトのリンクが有効でなくなった場合、WordPressを登録したメールアドレスに自動通知してくれます。
リンク切れを放っておくとGoogleからペナルティを受ける可能性が高くなるので必ずインストールしたいプラグインです。
こちらは「有効化」するだけで特に設定はありません。
Google XML Sitemaps

つぎは『Google XML Sitemaps』です。
こちらは「自分のサイトはこんなサイトですよ~」とGoogleロボットによりわかりやすい地図を送信するプラグインです。
自分から認識させることで、より早く検索上位を狙うためのプラグインですね。
こちらは設定していきましょう。
「基本的な設定」は下記5つにチェックをいれます。

「投稿の優先順位」ではコメントを受付しているサイトでは「下2つのどちらか」を任意でチェックしましょう。
「Sitemapコンテンツ」では、「投稿記事」「固定ページ」「カテゴリー」をGoogleに認識させるように3つにチェックをいれておきます。

「Excluded Items(除外されたアイテム)」ではGoogleにみつけてほしくないカテゴリや、具体的な記事IDを入力する欄です。特にわからなければ、未設定のままで問題ありません。

最後に「設定の更新」をくりっくしましょう。

以上で「Google XML Sitemaps」の設定は完了です。
miniOrange 2 Factor Authentication

次に「miniOrange 2 Factor Authentication」です。
こちらはWordPressログインを二重認証するためのプラグインです。WordPressの乗っ取り被害などを防ぐために導入すうことをおすすめします。
Twitterとかも二重認証した方が安全ですね。
1.のチェックはスマホアプリを指しています。
ご自分のスマホで「Google Authenticator」や「Authy Authenticator」をインストールしましょう。
入力すると画面のしたQRコードが表示されるので、先ほどインストールしたアプリで読み取りましょう。

読み取ったら、ワンタイムコードが表示されるので認証させましょう。

以下のSuccessful画面が表示されれれば、導入完了です。

一度ログアウトして、ログインを試してみましょう。
以上で「miniOrange 2 Factor Authentication」の設定は終わりです。
WordPress Ping Optimizer

つづいて「WordPress Ping Optimizer」です。
こちらはPing送信を最適化するプラグインです。
最適化とは何か?というと、皆さんのサイトは記事を更新したり保存したりすると、自身のサイトにピングが正常に生きてるかどうか、疎通(ping)を打ちます。
しかし毎回毎回、更新されるばかりにpingを打ち続けたらスパム扱いになってしまいます。
そのため、Pingを一定間隔で送る設定に制御することでPing通知を最適化します。
まあよくわからないと思うので、とりあえず有効化しておけばOKです。
WP Multibyte Patch

最後に「WP Multibyte Patch」ですが、こちらはWordPressインストール時にすで導入されています。
WordPressを日本語に対応してくれるので「有効化」しておくだけでよいでしょう。
WordPressでプラグインをインストール、有効化する手順
ここではWordPressのインストール方法をご紹介します。
どんなプラグインのも下記の方法でインストール可能です。
ダッシュボードの「プラグイン」を選択し「新規追加」をクリックします。

キーワードの入力欄に「プラグイン名」を入力しましょう。本記事のプラグイン名はコピー&ペーストで利用できますので、ぜひ活用してください。
入力したら自動検索してくれます。
出力したプラグインを「今すぐインストール」➡「有効化」をクリックします。これだけです。

※「有効」がグレーアウトされていれば、インストール+有効化が完了しています。
※「今すぐインストール」が出ない場合は、既にインストールされています。
おすすめプラグインのインストール有効化:まとめ
いかがでしたでしょうか?
WordPressをはじめてつかう方にとっては、何これ?いるの?といったプラグインばかりですが、導入しておくとSEO対策になるので、インストールしておくといいですよ。
はじめは使い方がわからなくても、WordPressに触れていけば自然と理解できると思いますので、ぜひプラグインを導入してみてください。
今回は以上です。ご精読ありがとうございました。