「ワードプレス(WordPress)は完全初心者だけど簡単につくれるの?」
「ブログをはじめたいけど何から始めればいいかわからない。」
「ワードプレスって聞いたことあるけど面倒そう・・・」
そんなお悩みにお答えします。
この記事に沿っていけば45枚の画像でわかりやすく解説しているので、初心者の方でもシンプルにワードプレスでサイトが作成できます。
本記事のポイント
ワードプレス初心者でも簡単にサイト、ブログを作成できる
ワードプレス(WordPress)はサイトやブログを作るために作られたオープンソースですが、今や多くのユーザーが利用してとても便利なツールです。
ライブドアブログ、アメーバブログのような企業が運営するブログサービスは、その企業が潰れると使えなくなるためワードプレスで作成しておくと安心です。
また企業が作るブログよりもデザインの自由度が高いので、あなたが作りたいと思うサイトやブログが作りやすくなります。
今回はワードプレスを一度も触れたことのない方へ向けて、完全初心者でも作れるワードプレスでのサイト、ブログ開設方法を写真で詳しく解説します。
初心者でもワードプレスを使う方がいいメリット
そもそもなぜワードプレスでサイトを作る方がいいのでしょうか。
メリット4つあります。
- デザインを自由にカスタマイズできる
- ブログ運営企業が潰れても、自分のサイトは潰れない
- WEB系の知識、SEOの知識が身に付きやすい。
- ワードプレスでのブログ運営が副業になる。
ざっとこのようなメリットがあります。
そして僕のサイトもワードプレスで作成しています。
色やデザインも好きなテーマから選ぶことができ、満足のいくサイト運営ができています。
また副業としても成り立ち、僕もGoogleAdsenseなどでいくらかの広告収入を得ています。
本記事で、ブログやサイトを作成し、新しく楽しい生活を手に入れましょう!
ワードプレス初心者でもわかるブログ開設手順

本記事ではやることはシンプルです。
以下の手順にそって実施してください。
所要時間は想定で90分程度です。
それぞれの意味も簡単に解説していますが、徐々に理解するでOK!
②ドメインの取得、⑦httpsの変更など、サーバ側内部処理の関係で30分~ながければ半日くらい時間がかかる場合もあります。
あなただけのサイトが作れれば自信にもなりますし、将来に損することは全くないので安心して取り組んでみてください。
手順① サーバへの契約「エックスサーバー」
まずはエックスサーバーを契約しましょう。
レンタルサーバーは他にも「ロリポップ」「KONOHA WING」「mixHost」等いろいろ種類があるのですが、一番安定的で安く人気のあるのがエックスサーバーです。
私も2年ほど使っていて全く困ったことがありません。
企業様で業務データを大量に保管とかだったらエックスサーバー以外のビジネスプランを検討した方が良い出すが、個人でワードプレス開設する程度ならエックスサーバーが安心です。
下記のリンクよりエックスサーバーにアクセスしてください。
【エックスサーバー】(エックスサーバーの公式ホームページへ移動します)
「お申し込みはこちら」をクリックします。

「10日間お試し新規お申込み」を選択します。

「サーバーお申込み」を選択します。(2020年4月現在出力されています)ドメイン等発行もありますが、エックスサーバーでは基本サーバー契約のみで大丈夫です。

お客様情報を入力する箇所があるので、「X10プラン」を選択します。
後は、お支払いの「クレジットカード情報」を入力したら、設定したメールアドレスに完了通知が来ているはずです。
「X10プラン」は月額1100円でレンタルできるのですが、この規模でもサイトを100個ぐらい作って問題なく稼働するようです。
写真を大量に保管するサイトとかであれば、作れる数はもう少し減ってくるとは思いますが。

登録の際に設定したメールアドレスに完了通知が届いていると思います。
完了通知にはエックスサーバーの大事な情報が記載されています。忘れずに保管しておきましょう。
またワードプレスを使っていると、サーバーにも何回かログインする必要があるので、すぐに取り出せるようにしておきましょう。

手順② 独自ドメインを取得しよう【お名前.com】
サーバー契約が完了したらお名前.comでドメインを取得しましょう。
ドメインとは「あなた専用のサイトアドレス」となるものです。
本サイトであれば「https://memory-of-engineers.com/」となりますが、赤文字部分が独自の、自分専用サイトとなる個所です。
お名前.comへアクセスしましょう。
いきなりドメインを入力する箇所があるので、自分のサイトにしたい名前を入力してみましょう。入力したら「検索」を押します。

検索したら、取得可能なドメインが表示されます。
「メール」マークは問い合わせが必要です。
「×」は既に誰かが取得しているドメイン。
「チェックできる」箇所が取得可能なドメインです。
こちらは1年間にかかる費用になります。おすすめは「com」「net」あたりが安くておすすめです。
中には「site」とかだと60円で安いやん!と思うかもしれませんが、こちらは4年で1万2000円と年々の増加したりするので、要注意です。
取得したいドメインを選択したら「お申込みへ進む」を選択しましょう。l
(それなりのメリットはあるかもしれませんが個人では「com」「net」あとは最近「org」を使ってるかたも多いですね。

続いて、「お名前.com」のサイト登録となります。自分のメールアドレスとパスワードを入力します。
「次へ」を選択し、お客様情報、クレジットカード情報を入力して申し込みを完了させてください。

申し込みが完了したら、登録したメールアドレスに登録完了通知が届いているはずです。
ユーザIDの記載があるので、最初に登録したパスワードと一緒に大切に保管しましょう。

続けてお名前.comへログインしてください。
手順③ お名前.comのネームサーバーを変更する
次に、サイトアドレスをエックスサーバーでちゃんと読み込めるように「ネームサーバーの変更」を行います。
お名前.comの「ドメイン」タブから、取得したドメインの「ネームサーバー」の「その他」を選択します。

「その他」タブより、「その他のネームサーバーを使う」にチェックをいれ、エックスサーバーのネームサーバーを設定します。(コピペでOK!)全部登録してください。
ネームサーバー1:ns1.xserver.jp
ネームサーバー2:ns2.xserver.jp
ネームサーバー3:ns3.xserver.jp
ネームサーバー4:ns4.xserver.jp
ネームサーバー5:ns5.xserver.jp
入力したら「確認」を押します。

確認し、問題なければ「OK」を押します。

次にエックスサーバーへ戻りましょう。
手順④ エックスサーバーにドメイン設定
エックスサーバーへログインしたら、エックスサーバーのインフォパネルへログインします。

エックスサーバーにアクセスしたら管理メニューより「サーバー管理」を選択します。

右のほう、「ドメイン設定」を選択します。

以下のような画面になるので「ドメイン設定追加」タブを選択し、対象のドメインを選びます。「確認画面へ進む」を選択します。

「追加する」を選択します。

手順⑤ 独自SSLを設定しよう
ドメイン欄より「SSL設定」を設定しましょう。
SSL=Secure Socket Layerの略で、セキュリティを高める設定です。
サーバ間の通信を暗号化してくれるので、今の時代、絶対に設定しておいてください。(悪用されないように)

登録しているドメインの「選択する」を選びます。

「独自SSL設定登録」タブで、登録するドメインであることを確認し、「確認画面へ進む」を選択します。

「追加する」を選択します。

追加されたことが確認できました。

手順⑥ エックスサーバーにワードプレスをインストール
ようやくワードプレスをインストールするところまできました。長かったですね。
あともう少しです!がんばりましょう!
エックスサーバーのメニューより「WordPress簡単インストール」を選択します。

対象のドメインより「選択する」を選びます。

「WordPressインストール」タブよりブログ名、ユーザ名、パスワード、メールアドレスを入力します。(ユーザ、パスワードはあなたが記事を書く際にログインする大切な情報です。)
それ以外の設定は不要です。
できたら「確認画面へ進む」を選びます。

最後の確認で問題なければ「インストールする」を選択します。

『WordPressのインストールが完了しました。』と表示されれば完了です。
おめでとうございます!!
管理画面URLを選択し、ワードプレスにログインしましょう。

先ほど設定した「ユーザ、パスワード」を入力してログインします。

ダッシュボード画面が表示されればOKです!

手順⑦ URLを「https」に変更
あと少しです!
ワードプレスの初期設定をしましょう。
「設定」-「一般」をクリックします。

「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」より以下を変更します。
「http」部分→「https」

これによりSSL化が完了しました。SSL設定には少々時間がかかります。
「無効なURLです。プログラム設定の反映待ちである可能性があります。しばらく置いて再度アクセスをお試しください。」と表示された場合、時間をしばらく空けてからアクセスするか、ブラウザのキャッシュをクリアすることで解消されるので試してみてください。
手順⑧ パーマリンクを設定しよう
ここでは投稿する記事の記事を自分で編集できるようにするものです。
「設定」から「パーマリンク設定」を選択します。

「カスタム構造」にチェックをいれ、『/%postname%/』と入力し、「保存」をクリックします。

記事を入力する際、以下のように「サイトアドレス/***」の「***」部分を自分で設定できます。

以上でパーマリンク設定は終わりです。
手順⑨ http→httpsへのリダイレクト設定
最後に「http」を「https」にリダイレクトされるようにしましょう。
リダイレクトとは仮に本サイトの「https://memory-of-engineers.com/」と入力されたものを「https://memory-of-engineers.com」に飛ばすというものです。
エックスサーバーにアクセスします。「管理パネル」より「.htaccess編集」を選択します。

対象のサーバの「選択する」をクリックします。

編集画面になりますので、「.htaccess」タブより、下記のコードを入力します。(一番上に入力しましょう!)
1 2 3 4 |
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L] </IfModule> |
コードを一番上に追記したら「確認画面へ進む」をクリックします。

確認画面でコードが問題なく追記されていることを確認したら「実行する」をクリックします。

問題なく修正が完了すれば、「.htacceessの編集が完了しました」と表示されます。

ブラウザに「http://******」の形で入力してみましょう。
自分のサイトが問題なく表示され、「鍵マーク」が表示されれば問題なく完了しています。(保護されていない等の文言がある場合は、もう一度ファイルを確認してみましょう。)

以上です!!お疲れ様でした!!
ここまで読んでくれて、実践していただきありがとうございます。ワードプレスの導入はここまでです。
これであなたのサイトが世界中に発信できる準備が整いました。早速、あなた自身の記事を書いてみましょう。
以下の手順はおまけとして導入するべきツールを紹介しています。
しかし余裕ができてからで大丈夫です。正直ここまで導入準備をすると、とても疲れたと思います。しっかり休んでからがんばりましょう!
(+α)ワードプレスへ導入するべきツール紹介

ここではさらっとブログ運営に役立つツールを紹介します。補助的な役割を果たします。
ツール① ワードプレスのプラグイン
プラグインは記事を書く効率を上げたり、Googleに認識してもらいやすくしたり、SEO対策をしてくれたりと補助的な役割を果たしてくれるものです。
詳しくば別記事にて紹介予定ですが、主なプラグインを記載しておきます。これだけあれば十分です。以下からコピーしてサッとインストールしてしまうのもありだと思います。
Akismet Anti Spam | スパム対策 |
All In One SEO Pack | SEO対策 |
Broken Link Checker | リンク切れチェック |
Google XML Sitemaps | サイトマップ自動化 |
miniOrange 2 Factor Authentication | 二重認証 |
WordPress Ping Optimizer | PING通知 |
WP Multibyte Patch | ワードプレスの日本語対応 |
プラグインのインストールおよび有効化の手順は『WordPressのプラグインは7つがおすすめ【有効化手順つき】』で解説していますので、こちらを参照ください。
ツール② ワードプレスのテーマを決めよう
ワードプレスはテーマも大事です。デザイン、見た目、屋号といっても良いですね。飲食店に例えると店舗の外装、雰囲気を表すものです。
皆さんも店舗の見た目で「自分に合ってるな」というので入ると思いますが、やはりある程度ブログのデザインは整えた方が良いというのが僕の意見です。
ちなみにこのテーマはOPENCAGE社の「スワロー」というテーマをカスタマイズして作っています。スワローはショートカットもあり、カスタマイズもシンプルですのでおすすめです。
「デザインはむちゃくちゃ拘りたい」という方は他のテーマもおすすめですし、たくさんテーマがあるので検討されてみて下さい!。
テーマはダッシュボードの「外観」-「テーマ」から変更可能です。

インストールしているテーマを「有効化」すればOKです。

ツール③ GoogleAnalyticsで分析しよう
ここでは分析ツールをご紹介します。
GoogleAnalyticsへ登録しましょう。Googleアカウントをもっていれば実施できます。
こちらでリアルタイムの検索流入、読者のリピート率、離脱率、記事の流れなどがわかります。どのような記事を書けば、読者の方が来てくれるのかを分析するためのツールです。

ツール④ Googleサーチコンソールでサイトマップ送信しよう
最後にGoogleサーチコンソールです。こちらではGoogleAnalyticsではみれない「キーワードの検索状況」などが把握できます。
ここでは初期設定として「サイトマップの送信」を実施しましょう。
サイトマップを送信するとGoogleの検索ボットに自分を見つけてもらいやすくなります。早くGoogleに検知してもらって、記事を早く上位にあげてもらいましょう。
サイトマップの送信はGoogleサーチコンソールの左上「プロパティの検索」から「プロパティの追加」をクリックします。

下記ポップアップは右のURLプレフィックスで良いでしょう。

こちらに1サイトにつき4つ登録します。
http://memory-of-engineers.com
https://memory-of-engineers.com
http://www.memory-of-engineers.com
https://www.memory-of-engineers.com
詳しくはわかりませんが4つ登録しておくと、4つからサイトマップを送信することでよりみつけやすくなるようです。
そして各サイトに対してサイトマップを送信します。送信するサイトマップは3つです。
1サイトにつき4つURL登録しているので4×3=12回送信しましょう。
/sitemap.xml
/sitemap.xml.gz
/feed
以下のようにサイトマップを入力し、「送信」をクリックします。

【まとめ】ワードプレスでブログを開設する方法

お疲れ様でした!本当に大変だったと思いますが、ここまでくればあなたは自分のサイトを持ったことになります。これは大きな一歩です!
僕も最初はとても手こずったり面倒でしたが1日かければ大体1サイト出来る感じでした。できた時の感動は今でも忘れません。
仕事でもこういった知識をもってる方は少ないのではないでしょうか?ですが今や誰でも発信して良い時代になっています。自分でサイトをもつ、一つの自己表現として良いのではないでしょうか!
きっとあなたの財産になると思いますし、僕も応援しています!
もしお困りのこと、わかりにくい部分、ここどうしたらいいかわからない!という部分がありましたらTwitter(@1921kazuhiro)までご相談ください。
それでは引き続き、ブログ運営、サイト運営を楽しんでいきましょう。
ご精読ありがとうございました。