今回は「DTMでおすすめしたい宅録機材・ソフト」についてです。
「『歌ってみた・演奏してみた』動画や歌モノを作りたいけど、どんな機材を買えば良いのかわからない?」
「Youtubeやインスタグラムなどのライブ配信用に、音声をもっときれいに録りたい」
そんな方におすすめのDTM宅録機材とソフトをご紹介します。
DTM初心者は宅録セットを準備しよう
「DTMを始めたいけど録音環境は準備するべきかどうか迷っている。」
「録音環境は整えたいけど、どれを購入しようか迷っている」
「『歌ってみた・演奏してみた』やインスタグラム動画、Youtubeなどのライブ配信をもっときれいに録音したい」
このようなお悩みにお答えします。
【結論】「宅録セット」のようなセット商品は、おすすめしません
DAWソフトを提供する会社では、DTMにまったく初めての人用に宅録セットを販売しています。
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こういったものはオーディオインターフェースと一緒だったり、DAWソフトや音源と一緒だからお得じゃん?と思うかもですが、
マイクなどの付属品が二番煎じ的な(本当に初心者向け)の商品が多いので微妙です。
録音環境をちゃんと整えたいなら、絶対にある程度ちゃんとした機材を購入した方がのちのち役に立ちます。
初心者用のギターとかも最初はすげーってなるのに後で物足りなくなってくるのは間違いありません。(僕がそうだったから)
中学生や高校生の誕生日プレゼント、とかだったらいいかもしれませんが、
ガチ趣味の方や、キレイにYoutubeやライブ配信の音声クオリティを高めたい方には宅録セットはおすすめできません。
DTM用に宅録環境をととえる3つの良いこと
宅録環境は導入するべきです。特に2020年以降、コロナの影響で外出自粛が高まり、自宅での活動が増えてきました。
また最近ではDTMユーザさんでもYoutubeなどの動画配信をビジネス、趣味に取り入れる方も増えてきています。
そこでDTM用またはそれ以外でも宅録環境は、ある程度良い商品、いわゆる定番と呼ばれる商品を揃えるべきです。
<3つの理由>
・スマホと比べて圧倒的に音がキレイ
・いつでも自宅で仮歌やギター生音を録音できる
・「歌ってみた、演奏してみた」やYoutube配信などが他のユーザよりもクオリティが高くなる
なんといっても音声がクリアでキレイ、これに尽きます。
音声がキレイと編集でもちゃんと生きてきます。逆に微妙な商品を買ったがゆえに、音がすこしこもってしまうと、理想と全然違う!なんてことはよくあります。
DTMで宅録するメリット・デメリット
家で録音できるのはとてもメリットとデメリットも押さえておきましょう。
<宅録のメリット>
・スタジオにわざわざ移動しなくてよい
・すぐに編集、ミックスできる
・スタジオ代が不要
移動しなくていいのは時間の節約にもなりますし、コロナの大流行により、宅録セットは家に用意しておいて損はありません。
一方でデメリットも存在します。
・騒音問題
・機材を自分で準備する必要がある
・機材費用がかかる
やはり宅録は「騒音問題」が気になります。
おそらく鉄筋コンクリート構造以外は隣にガンガン響くでしょう。なので防音強化をおすすめします。
とはいえ宅録は【自宅ですべて完結】これに尽きますよね。引きこもりの僕にとっては最高の環境でした。
DTM宅録セットのおすすめはこちら
宅録用はコンデンサーマイク
まずマイクは「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2種類に分かれます。
2つの違いはざっくりとこんな感じです。
ダイナミックマイク | コンデンサーマイク |
大声出しても大丈夫 | 繊細でキレイに録音できる |
ライブ向き | レコーディング向き |
ダイナミックマイクはこのような形です。カラオケにもあるようなタイプで、大声をだしても問題ありません。
ノイズなどの影響を受けにくいのが特徴ですが、少し太い音になります。
コンデンサーマイクはこのような角ばったデザインのものが多いです。非常に繊細な音をひろうのが特徴で、例えばキーボードのボタンを押したときの「カチッ」という音も拾ってしまいます。
宅録ではコンデンサーマイクがおすすめです。
よりクリアな歌声やアコースティックの生音の録音に向いています。
DTMはじめての方には「audio-technica AT4040」をおすすめします。非常に人気があり売り切れも発生する状況です。これ一本あれば何年も使えます。
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さらに本格的にプロとしてDTMやりたいという方は「audio-technica AT4050」がいいでしょう。こちらはプロの方も愛用のマイクです。
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マイクを立てるスタンドも机につけれるものが場所を取らずに、収納にも便利です。
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ポップガード
ポップガードはマイクから唾や激しい息から守る役割を果たします。
コンデンサーマイクと一緒にセットで購入しましょう。
コンデンサーマイクはとても繊細に作られていて、唾やはげしい空気があたると壊れやすい性質があります。
ポップガードは「SE ELECTRONICS」が洗いやすくて便利です。
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もう少しグレードをあげるとノイズ防止付きの「micawber U型」などがいいでしょう。
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オーディオインターフェース
DTMするならオーディオインターフェースは必ずいります。
マイクとDAWソフトの信号変換をしてくれるので、これがないとDAWソフトに取り込めません。
この辺りの話は別記事『【完全保存版】DTMの始め方や予算は?オリジナル曲を作りたいあなたへ解説【写真あり】』でまとめています。
オーディオインターフェースは正直どれでもいい気がしますが、安すぎても怖いのでこの辺りが良いかと思います。僕は「Steinberg Cl1」(生産終了)を4,5年ほど使っていて特に問題なく使用できています。
最近では「Steinberg(スタインバーグ) UR12」この辺りが定番です。
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他にもこちらも定番中の定番でおすすめ!
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DAWソフト
DTMを始めるならDAWソフトが必要ですね。こちら、無料でもあります。
無料で使えるのは「Cakewalk by BandLab」「GarageBand」ですね
DAWソフトは別記事『作曲DAWソフト7選!DTM初心者が選ぶならどれがおすすめ?【無料あり】』でまとめています。
有料DAWソフトが気になる方はこちらの記事からどうぞ。やっぱり優良が使いやすいし、色々できて良いですよ。
モニタスピーカー
録音した音を確かめのにスピーカーが必須ですね。こちらはスピーカーで音の鳴り方が違います。
それに変に安物を買うと音はよくない長持ちしない、となるので『YAMAHA スタジオ モニター MSP5 STUDIO』あたりが定番でいいですよ。
僕も使用しておりDTMだけじゃなく、動画配信サービスの視聴とかにも迫力ありますね。
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ちょっと高いな~って方は『YAMAHA モニタースピーカー HS5』などがお手頃価格。
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ヘッドフォン
最後にヘッドフォン。宅録なので、家の人に「うるさい」と言われかねませんよね。それにどうしても夜にがんがんスピーカー鳴らすと苦情がきます。笑
なのでヘッドフォンを買っておきましょう。
イヤホンでも良いんですが、ヘッドフォンの方がノイズとかちゃんとチェックできるので、できればヘッドフォンがいいですね。
『SONY ソニー MDR-CD900ST』はとても定番のヘッドフォンです。
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海外で人気のAKG(アーカーゲー)製ヘッドフォンもおすすめです。
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防音素材
なんといっても防音は対策しましょう。
特にDTMでよく使われるモニタスピーカーはリアルに音源を再現してくれるので、ベースやドラムの低域が部屋に響きます。
作っている側は気持ちいいのですが、聴いている側はほぼ振動しか伝わってこないので、防音されることをおすすめします。
以下のような防音マットを敷くと、宅録中でも音が下に響きにくくなります。
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防音室を買われる方もいるみたいですが、本格的にやるようになったときに考えればいいでしょう。
DTM初心者へおすすめしたい宅録セット【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したような、しっかりとした定番の機材やソフトがあれば、いつでも自宅で宅録ができDTM、または動画作成の幅も広がります。
DTM初心者の方なら今すぐにでも揃えたいところ!
「歌ってみた、演奏してみた」などの動画をYoutubeやインスタグラムに挙げると、
アプリで録音してる人よりもちゃんと音が抜けて聴こえます。
もし「DTMを始めようかな?」とお考えの方は以下の記事も参考にしてみてください。新しい発見があるかもしれません。
今回は以上です!ご精読ありがとうございました。