「Djangoってなに?」
「Djangoを使ってPythonアプリを作りたい」
「Pythonをインストールしたい」
このような疑問にお答えします。
本記事のポイント
- Pythonのインストール方法がわかる
- Pythonを動作させる仮想環境の追加方法がわかる
本記事は「DjangoでWebアプリをEC2で公開する手順①」です。
Udemyの井上博樹先生の講座『【3日でできる】Django 入門 ( Python 3 でウェブアプリを作って AWS EC2 で公開!)』を補完する記事となります。
今回は、Djangoでアプリを作成する前に、自分のパソコンにPythonの実行環境を設定していく手順をご紹介します。
Python(Anaconda)のインストール
Django(ジャンゴ)は、Pythonを使ったアプリ作成をより簡単に実装するためのフレームワークです。
そのためDjangoを使いたい場合は、自分のパソコンにPythonをインストールする必要があります。
Pythonをインストールするには、AnacondaというPythonのパッケージファイルがあるので、まずはAnacondaをインストールしていきましょう。
Anacondaのインストール
Anacondaのホームページ(https://www.anaconda.com/download/)でダウンロードしましょう。
Windows、Macの2種類あるので、ご自身のパソコンに合わせてダウンロードしてください。

64ビットパソコンの方は「64-Bit」の方をダウンロードしてください。
32ビットパソコンの方は「32-Bit」の方をダウンロードしてください。
Anacondaのダウンロードが完了したら、インストール画面にしたがってパソコンにインストールしましょう。
インストール画面については省略しますが、わからない方はPythonJapanより確認してください。
Anacondaをインストールしたら「AnacondaNavigater」というショートカットがデスクトップに作成されると思います。
AnacondaNavigaterではJupyterNotebookというのがあって、データサイエンス分野でよく使われるのですが、今回のDjango入門記事ではこちらは使わないので放っておきましょう。
Pythonの仮想環境をインストールしよう
次にPythonの仮想環境を作成しましょう。
イメージとしては、以下のようになります。

Anacondaはパソコン上ですね。
この中に仮想環境を作成します。(今回はpy36という名前の仮想環境を作成します。)
名前は自由に変更してもOKです。
仮想環境を作成することでDjango-Pythonのみでコマンドを適用する、といったことができるようになります。
Windowsの方はコマンドプロンプト、Macの方はターミナルを起動しましょう。
(Windowsの場合はAnacondaプロンプト)

(Macの場合はターミナル)

ここからはコマンドを入力してみてください。
- condaコマンドでpy36という仮想環境を作成
- 仮想環境のアクティベート
- 仮想環境で利用するPythonのバージョンを確認してみよう
「conda create -n py36」はcondaコマンドでpy36という仮想環境を作成しています。
condaはAnacondaのインストール時に含まれています。
仮想環境を作成したらPythonの仮想環境をアクティベートしましょう。
具体的には「activate」コマンドを使います。
(windowsの場合) activate 環境名
(macの場合)source acticate 環境名
これでactivateができます。
仮想環境での作業時には必ずこちらのコマンドを打つ必要があります。
プロンプトが(py36)となれば成功です。
Pythonの実行環境を確かめるには「python —version」コマンドを入力します。「–」はハイフンが二つです」
今回は以上です。
次は「Djangoのインストール」です。
お楽しみに。
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